計画策定の背景・趣旨
企業局では、「快適な水環境の創造とエネルギーサービスを通して、豊かな市民生活に貢献します。」を経営理念として掲げ、平成23年3月に「金沢市企業局経営計画2011」を策定し、経営理念の実現に向けた取組を計画的に推進してきました。
この度、「金沢市企業局経営計画2011」の計画期間が終了を迎える中、今後の人口減少社会の到来やエネルギーシステム改革の推進等により、金沢市企業局を取り巻く事業環境が大きく変化してきており、これらに対応する必要があることから、計画を全般的に見直し、新たに「金沢市企業局経営戦略2016」を策定しました。
計画の範囲
金沢市企業局が経営するガス事業、水道事業、公共下水道事業(雨水関連を除く)、発電事業及び工業用水道事業の5つの事業としています。
計画の期間
計画の期間は、平成28年度から平成37年度までの10年間としています。
経営ビジョン
経営理念の具現化に向けた経営の方向性を示すものとして、次の経営ビジョンを設定しました。
経営理念
快適な水環境の創造とエネルギーサービスを通して、豊かな市民生活に貢献します。
経営ビジョン
目指す姿
総合ライフライン事業者としての「進化」と新たな事業展開への「挑戦」
基本方針
- 安定供給の確保を基本
- 投資の選択と集中
- 投資と料金のバランスを図る
- 経営の高度化及び効率化
重点戦略
高度化戦略
- 資産管理・最適化の推進
- お客さまサービスの充実
強靭化戦略
- 耐震化対策・経年管対策の推進
- 事故防止対策の推進
エネルギー自由化対応戦略
- 都市ガスの拡販
- 電力供給のあり方の見直し
連携戦略
- 官民パートナーシップの推進
- 広域連携施策の研究推進